2018年2月にGoogle Chromeに広告ブロック機能を実装
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2017年6月にGoogle自らがChromeで広告ブロックの機能をつけるといい、色んな方々がざわついたのはなつかしい。Google自体が広告で飯を食っている企業だけに、そのGoogleがブロック機能を自社提供のブラウザChromeでつけるというのだからニュースになるのも当然といえる。その広告ブロック機能を来年2018年の2月に実装するようだ。
Googleがなぜ自ら広告ブロック機能をつける?
散々いろいろなところで考察が語られているが、それは一言で言うとクソ広告のせいで「広告のイメージが最悪だから」に尽きるだろう。
Google自らが広告ブロック機能をつけるのは、Google以外が提供する広告、特にスマホ時代になってから他社のクソみたいな広告が目障りすぎるのが原因だろう。誤クリックを狙うような広告は、広告を押したつもりがないのに広告がおされて意味不明なページに飛ばされてイラつくことがある。また、ウィルスに感染しています!という初心者/高齢者が不安になるような広告ははっきりいって詐欺に近い悪質広告である。また、私を一番キレさせたのは追尾型の広告だ。オーバーレイ広告とも言われ、ページをスクロールしてもスマホ画面の下の方を広告がついてくる(追尾してくる)広告、これは3.5インチや4インチのスマホが主流だった時代には画面の下の領域を広告が占める範囲が多く非常にうざかった。真ん中あたりからボヤッと浮かんでだんだん下に表示される広告もうざい。PC、スマホでウェブページの途中にある広告はそこまで気にならなかったがオーバーレイ広告、テメーは許さねー。なお、Google AdSenseのオーバーレイ広告は、×がありクリックで消せるので良心的だし許せる。
こういった広告うざいと思っている人はスマホ時代に特に思った人が多いだろう。正直ここまでうざい広告を目にすると、広告を提供する企業自体のプレゼンスも下がるだろう。企業がオンライン広告をひかえるとGoogle自体も困る。そのため、悪質な広告をなくしたいという思いがGoogleにあったからこそ、今回のChromeでの広告ブロック機能搭載に踏み切ったと私は考える。
なお、Google Chromeの広告ブロック機能は全ての広告を消すわけではなく、悪質な広告だけを消すようだ。なので、まともにブログを運営していてGoogle AdSenseを利用しているユーザは特に困らないだろう。
具体的にどういう広告をブロックするのか
Coalition for Better Adsという団体が定める「Better Standards」の条件を満たさない不適切なものがブロックの対象となるようだ。なお、広告にも色々な種類があるが、それを以下で述べる。
ポップアップ広告(PC)
ウェブページを開いた時に画面にポンと表示される広告。大体は右上に×があり広告を消せるが、消さないとページを見れないため1動作必要なのが面倒。だが、個人的にはまあ許せる系統の広告。
カウントダウン付プレスティシャル広告(PC)
カウントダウンが終わるまで表示される広告。YouTubeで動作再生前に流れる広告、といえばわかるだろうか。これもyoutubeのは許せるし、まあ仕方ないよね、と思う。
大型スティッキー広告(PC)
30%以上の画面を占有する広告。まあうざいが、×で消せるからこれも許せる。
ポップアップ広告(スマホ)
ウェブページを開いた時に画面にポンと表示される広告。大体は右上に×があり広告を消せるが、消さないとページを見れないため1動作必要なのが面倒。PC同様にスマホでもまあ許せる。ただ、×が小さくたまに消すのを失敗して広告をクリックしてしまうことがある分PCよりも不快。×が小さい広告ほど不快度大。
プレスティシャル広告(スマホ)
カウントダウンが終わるまで表示される広告。YouTubeで動作再生前に流れる広告、といえばわかるだろうか。これもyoutubeのは許せるし、まあ仕方ないよね、と思う。ウェブページでこれが出るとうざすぎる。
大型スティッキー広告(スマホ)
30%以上の画面を占有する広告。PCと異なり×で消せない広告がスマホだと多すぎる。これが本当にうざい。
フラッシュアニメーション広告(スマホ)
背景や色が急激に変化したり点滅したりするアニメーション付広告。ポップアップ広告に似ているが、目がチカチカするので不快。
まとめ
- 2018年2月にGoogle Chromeに広告ブロック機能を実装
- Google AdSenseは影響なさそう
- ユーザが不快に思う広告がブロックされるのでブラウジングが快適になりそう