貧乏リーマン、ケチる

可処分所得が低いなら支出を減らせばいいじゃない、という趣旨で日々の雑記を綴ります

個人賠償責任保険への単独加入の方法

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個人的に、保険という性質のもので最強と思っている個人賠償責任保険は、自動車保険のオプションや、火災保険のオプション等で別途つけることが可能だが、単独で加入することが基本的にできない。これは、保険会社にとって旨味がないからだと推測できる。

そこで、単独で安く加入できれば、エンドユーザにとっては得なので単独加入について述べる

下記は火災保険の記事だが、個人賠償責任保険は単独加入が得と結論付けた

syabusuke.hatenablog.jp

個人賠償責任保険とは

「日本国内において、日常生活における偶発な事故により、他人を死傷させたり、他人の物を壊したりしたことで被共済者が法律上の損害賠償責任を負った場合、または、居住する住宅の所有・使用・管理に起因する偶然の事故で被共済者が法律上の損害賠償責任を負った場合に共済金をお支払いします」(全労済のパンフレットより抜粋)という保険。

どういうケースが考えられるかというと、次のようなケース。
・マンションで洗濯機の排水ホースが外れて階下に水漏れ。
・飼い犬が散歩中、通りがかった人に噛みついてケガをさせた。
・買い物に行った際、誤って商品を落として壊してしまった。
・自転車で駅に向かう途中、人にぶつかってケガをさせた。
・スキーをしていて人にケガをさせた。
・立食パーティでトレーにのっていた食事を落とし、人のドレスを汚してしまった。
・子どもがキャッチボールをしていて人の家の窓ガラスを割ってしまった。

allabout.co.jp

なぜおすすめするのか

そもそもなぜ保険に加入するのか?それは万が一があった時に、手持ち費用で賄うことができないからだ

そういう意味では、火事が起こった時に保険に加入していなければパーになってしまう。また、自動車保険についても、自動車学校では、自賠責保険だけでなく基本的に任意保険も加入必須、といった論調で指導を受ける。これはやはりイザというときのためである。

そして、保険がイザというべきものということは理解はしていても、範囲が限定的というのと、保険料が高いことが気になる。もちろん、補償の金額などを考えるとある程度高くなってしまうことは仕方ないと理解はしている

さて、では個人賠償責任はどうか?
例えば、自転車で人にぶつかってその方が亡くなってしまった場合、数千万円の賠償責任が発生するが、まさにこういう時のために加入しておくべき保険が、個人賠償責任保険である
また、日常生活の損害賠償をカバーする、という性質のものであるため、保険の適用範囲がかなり広い

個人賠償責任保険は、補償額が1億円といった金額まで補償するものが多い上に、保険の適用範囲も広いため、保険料が高くてもある程度は仕方ないレベルのものだ。しかし、年間で2,000円以下で加入できるものもあり、非常にコスパが良い
40年間加入しても80,000円以下で済ませることもできるのに(保険料が値上らない前提)、日常生活でちょっと人に怪我をさせてしまえば、この程度の金額は簡単に消し飛んでしまう。
よって、個人賠償責任保険は、誰もが入るべき保険だと私は考えている

単独加入

昔は、単独で加入することができたようだが、最近では新規募集を実施していない。しかし、入る方法が主に2つある。

1つ目は、会社の団体定期保険。福利厚生の一環として会社で保険の案内をしていることがある。もしあなたが会社員で、会社の団体定期保険があれば、単独で個人賠償責任保険に入ることができる可能性があり、しかも安い。年間1,000円以下だったりするのだ。

2つ目は、特定のクレジットカードを所持している必要があるが、各クレジットカード会社の個人賠償責任保険に単独加入することができる

クレジットカード会社 年間費用
JCB 1,440円
三井住友 1,680円
イオン 3,120円
セゾン 3,600円
エポス 5,640円


上記5つのカードは全て年会費無料で加入可能
三井住友カードは、自由設計コースで個人賠償責任保険だけ選択
エポスは金額が高いが、傷害入院/通院もセットになっており、個人賠償責任保険だけではないため単純比較はできない

既に上記のどれかのカードを所持しているなら、そのまま個人賠償責任保険に加入するのもあり

個人賠償責任保険のためにカードをつくる、あるいはカードをこれから初めてつくるのであれば、JCBか三井住友が良いのではないだろうか

 

 

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