貧乏リーマン、ケチる

可処分所得が低いなら支出を減らせばいいじゃない、という趣旨で日々の雑記を綴ります

NifmoでZenfone 3(ZE520KL)とデータSIMを契約して1ヶ月半使った感想

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3-4年ほど前から、「格安SIMを挿したスマホ」と「ガラケー」の2台持ちの生活をしてきたが、2台を持ち歩くのが面倒になりつつあり、近年ではガラケーを家に置いたままということも多かった。

格安SIM(MVNO)に音声通話対応SIM(電話回線+データ回線)にすれば、1つのスマホだけで完結するが、現在、ガラケーは現在docomoと契約しており、月0円で無料通話1,000円分ついてくるため、これを手放すのは勿体無い。

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1つのスマホに、ガラケーの電話SIMと、格安SIM(MVNO)のデータSIMを2枚挿すことができれば、いいのだが・・・と思っていると、近年そういうスマホが出てきた。これにより、例えば、「格安SIMは安いけど電話をたくさん使うから、格安SIMにすると余計に高くついちゃう」といった人は、電話SIMはdocomoのカケホーダイのSIMを挿し、データSIMは格安SIMの料金の安いものを挿せば、良いとこ取りができてしまう。

この2枚のSIMを同時に使用することができるスマホのことを、DSDSDual Sim Dual Standby)対応のスマホといい、主にMoto G4 plus、Zenfone 3、RAIJIN、G07の4つがある。この4つのスマホの中で、AUのLTEにも対応しているのはZenfone 3(国内版)のみのため、私はこのZenfone 3を手に入れることにした。

なお、以前からSIM 2枚挿せるものはあったが、それらはDSSSDual SIM Single Standby)といって、2枚のSIMを挿せるが、Single(1枚)しか使用できなかった。つまり、電話待ち受けにしているとデータ通信はできず、データ通信をしていると電話の待ち受けができずに、SIMを切り替えて使う必要があった。これではSIMカードを2枚挿せるメリットはなかった。

そして、日本国外では2G+3GのDSDSはあったが、日本国内では3G+4G(LTE)あるいは、4G(LTE)+4G(LTE)でないと意味がなかった。なお、ここでいう2Gとは、ドコモでいうと「mova」のことであり、3Gは「foma」、4G(LTE)は「Xi」のことといえばわかるだろうか。

NifmoでZenfone 3を契約した理由

Zenfone 3にすることにし、電話SIMをドコモ、データSIMをUQ mobileのものを挿して使おうと最初は考えていたが、如何せん、Zenfone 3は4万円ほどもする。なお、海外版であれば日本版より1万円安い3万円で入手できるが、技適の問題があり、日本国内で海外版Zenfone 3を使うと電波法違反となる可能性がある。また、海外版Zenfone 3はAUのデータSIMが使えない等の制約があることと、修理の時に面倒なため、国内版をゲットしようと考えていた。

なんと、Nifmoであれば、「データSIMの契約であっても」8,000円のキャッシュバックを受けることができ、日本版のZenfone 3が3万円ちょっとで購入できるため、Nifmoを検討した

 

格安SIM(MVNO)であれば、UQ mobileはキャリア(AU)のサブブランドであり、もはや格安SIMというよりもAUの恩恵を受けているいわば反則回線のため間違いなく最強なのだが、Nifmoであっても、普段使いであれば何とか使えそう(さらに言うと、やはり8,000円のキャッシュバックは美味しい)という理由でNifmoにすることにした。

なお、格安SIM(MVNO)の速度比較については、格安スマホ研究所さんあたりを参考にするのが良い。インターネットの速度を計測するために、「スピードテスト」というベンチマークが有名だが、MVNO業者によっては、このスピードテストだけ良い数値が出るようにしているMVNO業者が存在することや、そのことを考慮したうえで、朝・昼・夜において各MVNO業者の速度を記載していたりと、非常に参考になるサイトだ。

Zenfone 3を使った感想

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Zenfone 3のスペックは以下の通り。

サイズ 146.8 ×73.9 ×7.69 mm
質量 144 g
OS Android 6.0
CPU Qualcomm Snapdragon 625(オクタコアCPU)
GPU Adreno 506
メモリ 3GB LPDDR3
内蔵ストレージ eMCP 32GB
表示機能 5.2型
1,920 x 1,080(フルHD) IPS液晶
Corning Gorilla Glass3
バッテリー機能 2650mAh
無線方式 802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth 4.2
搭載センサー 加速度センサ/電子コンパス/ジャイロスコープ/近接センサ/磁気センサ/光センサ/RGBセンサ/指紋センサ/GPS
入出力端子 USB Type-C 2.0
カメラ機能 インカメラ: 800万画素Webカメラ内蔵 , F値2.0
アウトカメラ: 1600万画素Webカメラ内蔵, F値2.0, 6 層 レンズ
レーザーオートフォーカス
デュアルカラーLEDフラッシュ

私はZenfone 3の前はXperia Z3を使っていたが、ハイエンドスマホであったXperia Z3と遜色は全くないくらいの出来で、低価格のスマホはとても優秀になったと感じる。

Zenfone 3の良い所は、

  • 5.2インチだが小さくて薄いため、何とか片手でも持てる
  • CPUがSnapdragonのため、アプリが変な挙動をしない
  • メモリも3GBあるため、通常使用で困ることがない
  • 内部ストレージも32GBあるため、通常使用で困ることがない
  • 画面もゴリラガラスのため、保護フィルムなしでも困らない
  • スペック上はバッテリー容量が少ないが、スペック以上に持つ(Xperia Z3のバッテリー容量が3100mAhでZenfone 3のバッテリー容量が2650mAhだが、Zenfone 3の方が持つのではないか?というくらい)
  • 指紋センサーが便利(はじめて指紋センサー対応のスマホを使うが楽すぎる)
  • カメラが思ったより良くて写真がキレイに撮れる
  • 「戻る/ホーム/マルチタスク」が画面外にあるため、画面を広く使える(他のAndroidスマホだと、これらが画面内にあるため、表示領域が狭くなる)
    下記写真参照

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Zenfone 3の悪い所は、

  • 背面が滑りやすい、そのうえ割れやすいらしい
  • 背面カメラが出っ張っていて、そのまま置くとカメラが接触する
  • ASUSの標準アプリが多いことと、これらのアプリの用途がわからない
  • 2日~3日に指紋認証ではなく、パスワードを聞いてくる

1つ目と2つ目については、ケースを付ければ解決する。私は下記のケースを買った。薄くて滑りづらく、カメラから少し出ているため、これが最適だと思う。

指紋認証については、基本的には問題ないのだが、2日~3日程度に1回程度の頻度で指紋認証ができずにパスワードを要求されることがある。このパスワードを通せば、またすぐに指紋認証で画面ロック解除ができるため、指紋認証が認証しづらくなっている等ではなく、セキュリティの仕様?でたまに入力が必要なのかもしれない。指紋認証対応のスマホ自体がこのスマホが初めてのため、少し使い方が違うのかもしれないが、少なくとも現時点でこの認証をたまに求められるのが私にとって一番の欠点であることは間違いがない。

それ以外については、極めて優秀な端末で、もうこの金額でこれだけのスマホが手に入るようであれば、パソコン同様に国内メーカーのものを買う理由は全くないように感じる。

まとめ

  • 音声SIMとデータSIMの2枚挿しをするなら、Zenfone 3(国内版)が良い。
  • Zenfone 3の海外版は、国内版よりも1万円安いがAUのSIMが非対応。
  • Nifmoなら、データSIMであってもキャッシュバックがあるため、端末を安く買える。