貧乏リーマン、ケチる

可処分所得が低いなら支出を減らせばいいじゃない、という趣旨で日々の雑記を綴ります

ドコモ新料金プラン(ギガホ/ギガライト)と格安SIM(MVNO)の料金比較

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本日2019年4月15日にドコモの新料金プランである「ギガホ」および「ギガライト」が発表された。通信料金だけでいえば従来よりも安価になっている。しかしながら、端末の値引きである月々サポートが適用されないため、2年毎に端末を買い替えていた人などは端末代+通信費のトータル金額だと高くなる人もいるかもしれない。ただ、月々サポートはなくなるが端末購入時に定価よりも割り引く施策を検討しているようで、詳細は夏頃に発表される予定のようだ。

さて、本題だが、今回のドコモ料金プランはシンプルにした、ということでたしかに以前よりかはシンプルになっているが、2回線時の割引、3回線以上の割引、光回線の割引などにより微妙にわかりにくくなっている。そこで本エントリでは割引一切ないときの料金、割引があった場合の料金、そして格安SIMの料金のそれぞれの表を載せ、比較しやすくした。

ドコモ新料金プラン表

下記に、縦軸にデータ容量、横軸にドコモ新料金プランと格安SIMの表を載せる。

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ドコモ新料金プラン[標準]とは、複数回線による割引やドコモ光にしたときの割引など一切なかった場合の料金プランである。自分1人だけドコモで自宅にドコモ光がない人がこの料金体系となる。

ドコモ新料金プラン[割引MAX]とは、家族で3回線以上契約したときの割引(全プラン1,000円割引)とドコモ光にしたときの割引(3GBで500円割引、5GB以上で1,000円割引)があった場合の料金プランである。データ容量30GBの「ギガホ」は6ヶ月間だけ1,000円割引と期間限定のため本表からは除外した。ドコモホームページ等の表ではこのたった6ヶ月限定の割引分も引いた料金を表示しているため誤解しないでいただきたい。家族でドコモを利用し、自宅回線もドコモ光にしているドコモ依存の家庭がこの料金体系となる。

そして最後にリンクスメイト(格安SIM)は、ドコモ回線を元にした格安SIMである。安く利用したい人はこの料金体系となる。余談だが、リンクスメイトはドコモ系の格安SIMの中でも圧倒的に速度(スループット/レイテンシ両方)がはやいため、本表ではリンクスメイトを選択した。リンクスメイトはCM等も全然やっておらずブログ等で宣伝をしている人が少なく知名度が低いが、ドコモ系の格安SIMなら最強と言える。宣伝されていない分、宣伝費を回線増強に使っている(と個人的に思っている)。リンクスメイトのホームページでも常に回線速度を公開しており頻繁に回線も増強している。ブログ等で宣伝している人が少ないのはリンクスメイトはアフィリエイトがないため、と予想している(金のために本当に良いリンクスメイトを紹介せずに他の格安SIMを紹介している、と邪推)。

 

大容量(7GB以上)を使う人は間違いなくドコモ新料金プラン「ギガホ」を選択するのが良い。1人でも6,980円と格安SIMとそれほど値段が変わらず、しかもギガホであれば30GBを使い切った後も1Mbpsで通信できるためウェブサイト/SNS等はもちろん画質を落とせば動画も見れる。1人暮らしの大学生等は家に光回線等の固定回線を引かずに、ギガホだけでも良いのかもしれない。

家族(3人以上)で自宅にドコモ光を引いている家庭、つまり割引MAXの場合だと格安SIMと1,000円程度しか変わらないため、安心料と思ってドコモ本家を選ぶ人もいるだろう。

端末購入補助(予想)

2019年夏モデルの発表と同時に、端末購入時の割引である端末購入補助の詳細が発表される見込み。この詳細が発表される前に少し予想してみようと思う。

結論を言うと、端末の使用期間によって割引額を異なる仕組みを導入する、と予想する。この仕組は20年近く前のガラケー時代のJ-phone等であった仕組みだ(ドコモもあったかどうか覚えていない)。新料金プランなら月々サポート等があるわけではないので、いつでも誰でも端末購入補助が例えば1万円とすると、頻繁に機種変をする人が得をし、それほど機種変をしない人は損をすることになってしまう。これでは新料金プランを導入した意味がなくなり本末転倒である。

よって、下記のような割引になると予想する。

  • 端末使用期間:24ヶ月未満 → 割引なし
  • 端末使用期間:24ヶ月以上36ヶ月未満 → 25%割引
  • 端末使用期間:36ヶ月以上48ヶ月未満 → 40%割引
  • 端末使用期間:48ヶ月以上 → 50%割引

こう考えた理由を述べる。従来の月々サポートは24ヶ月割引があり、これはつまり24ヶ月は使用する前提。なので新しい端末を購入する場合24ヶ月以上使用した人に割引(補助)をする、と考えた。

次に、48ヶ月(4年)以上で50%割引の理由は、AUやソフトバンクは最近4年縛りで端末の半分を免除する施策をしているため、これに対抗する形をとると考えた。AUやソフトバンクは契約前に4年も顧客を長期に縛るという悪どい条件で半額だが、ドコモなら「前の端末を4年も長く使ってくださったお客様は次の端末を半額にしますよ」とAUやソフトバンクよりも良い条件にすると予想する。

最後に2年~4年の間に何かありそうということで、36ヶ月以上48ヶ月未満での割引もありそうと予想した。

もしかしたら過去にはドコモでもMONO(端末名)のように1年縛りの端末もあったため、13ヶ月以上の利用で割引もあるかもしれない。そして、端末値引きも機種によって割引額を変えて来るパターンもありそうだ。

とはいえ、ざっくりのベースラインはこんな感じになるのではないだろうか。

まとめ

  • ドコモ料金プランは月々サポートがない
  • 大容量を使う人はドコモ本家が良い、それ以外の人は格安SIMと比較の上決定するのが良い
  • 端末購入補助は、利用期間によって割引額が異なると予想