貧乏リーマン、ケチる

可処分所得が低いなら支出を減らせばいいじゃない、という趣旨で日々の雑記を綴ります

2017年分の確定申告をネット上から済ませた話

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2017年分の確定申告が昨日2月16日から始まったが、早速私しゃぶすけはWeb上から申告書を作成し、ポストに投函してきたのでその手順について書いていく。

なお、私はサラリーマンで年末調整済であり、2017年に仮想通貨で利益を出したので今回申告に仮想通貨での儲けについては申告している。よって、本エントリは、私と同じようにサラリーマンで手元に源泉徴収票があり、仮想通貨の申告を考えている人を対象としている。あるいは、税務署に行くのも面倒なので、郵送で済ませたい人にも参考になる部分があると思う。

また、私は今回仮想通貨の経費として、通信費等を経費として申告をしたので、同様の考えを持っている人にも参考になるだろう。

確定申告書作成~ポスト投函迄のフロー

  1. 国税庁のページから確定申告書を作成し、PDFデータを吐き出す
  2. PDFデータを印刷(自宅プリンタorコンビニ)
  3. 申告書と身分証明書コピーを封筒に入れて切手を貼ってポストに投函

1.ではPDFデータを吐き出すところまで国税庁のページからできるので問題なし。

2.については家にプリンタがある人はそのまま印刷すれば良いが、プリンタを持っていない人はコンビニで印刷するために、データをUSBメモリ/SDカード/スマホ等にうつして現地で印刷するか、事前にオンラインから印刷予約をしてコンビニで受け取る必要がある。また、身分証明書のコピー(個人番号カード/個人番号通知カード+免許証等)も必要なのでコンビニに行くのなら忘れずに印刷しておこう。

3.についてだが、封筒は角形2号(A4サイズが入る大きさ)が良いだろう。切手は120円分を貼れば良い。コンビニなら10円切手が(ほとんどのコンビニで)売っているので、2.のついでに切手も買っておくのが良いだろう。ちなみに定形外郵便だと120円で50g以内までであれば郵送できる。仮に50gを超える場合は140円分の切手を貼る必要があるが、A4紙1枚でおよそ4gなので今回の確定申告書の郵送で50gを超えることはまずないだろう(仮に枚数がべらぼうに多い人であれば140円分の切手を貼って下さい)。

なお、この機会(?)にプリンタが欲しくなった人は下記エントリも参考にすると良いかもしれない。

www.syabusuke.com

確定申告書作成のフロー

①国税庁の確定申告書等作成コーナーのページにアクセス(こちら

 

②右上の「申告書ほにゃらら 作成開始」をクリック

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③次に提出方法を選択する。右の「書面提出」をクリック

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④PCの環境や印刷環境について聞いてくるので、問題なければチェック

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⑤「所得税コーナーへ」にクリック

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⑥真ん中の「全ての所得対応」をクリック。給与所得者は一番左の「給与・年金の方」をクリックしたくなるが、こちらの方は株や仮想通貨等の分は申告できない。

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⑦提出方法について再度聞かれる(重要なことだから2回聞いてきたのか?)。下の「確定申告書等を印刷して税務署に提出する。」をクリック。後は、生年月日の入力と一番下のチェックボックスにチェック。

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⑧「②給与・雑(公的年金など)・一時・配当(総合)のみの方」をクリック。こちらをクリックしなくても申告はできるが、クリックしておくと見やすくなりわかりやすくなる。

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⑨「給与」をクリックし、その後は画面の指示に従い源泉徴収票の数字を入力していく。それが終わったら、雑の「その他」をクリック。

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⑩仮想通貨の場合は年金ではないので下の項目をクリック。

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⑪下記のように種目(仮想通貨、等)と事業者の情報を記載。そして収入金額と必要経費を記載し、入力が完了したら次にすすむ。収入金額は、取引履歴から粗利を計算し入力(私は取引回数が少なかったので簡単だったが、頻繁に取引をした人は計算がメチャクチャ大変だろう)。必要経費は、通信費等を計上した。ただし、通信費は100%仮想通貨の取引に使ったわけではなく、プライベートにも使っている。家事按分(仮想通貨の分とプライベートの分の比率)をどうするかは時間だったりで明確に分けられるのであればその率に従いわけるのが良いのだろうが、全くわからなかったので10%/90%とするにも5%/95%とするにも根拠が全くないので50%/50%とした(不明な場合は半々というのは無難だそう)。6年ほど前(?)に会社の先輩がFXの経費として20万円相当のパソコンを申告したが、何もツッコミを受けなかった(窓口で提出したが必要書類のチェックを受けただけで経費については何も言われなかった)らしいので、私の今回のケースもまあ大丈夫だろうと思っている。なお、通信費を経費とするのかどうかなどは、税務署職員によっても判断が異なるようなので、今回指摘があったら大人しく従う予定である。

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⑫住民税は、給与から差し引きするか自分で納付するかを選べる。選択したい人は「住民税・事業税に関する事項」をクリック。

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⑬私は自分で納付、を選択した。ここは人によるだろうが、仮に仮想通貨で大きく稼いだ人が給与から差引きを選択していると、会社の人事部(給与担当者)に「こいつ副業(株、仮想通貨、副業等)で稼いでるな」とバレるので個人的にはこれは嫌である。

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⑭ここまで入力すると後は個人情報(住所、氏名、個人番号等)を入力し、完了。PDFデータを吐き出して終わり、である。