吉成天平氏のAmazon本(先駆者の技術: Amazonを配下に年収1,200万円)の中身がなさすぎてびびった話
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Amazonプライム会員の特典の1つに、Kindleオーナー ライブラリーという対象のKindle本から好きなタイトルを毎月1冊無料でみることができるサービスがある。
今月も終わりに近づいたため、Kindleオーナー ライブラリーのランキング上位でページ数が少ない、そのうえレビュー数0かつ、紹介文をみても中身が一切不明であやしい雰囲気ムンムンだったので、あえてこれを購入することにした。
予想通りというか、中身がなさすぎてやばい、の一言である。
本のレビュー
この本は冒頭のあらすじで、電子書籍は競争が少ないからそこに参入したら稼げる、と言っておきながら本の途中で、リスト(見込み顧客リスト、カモリスト)を集めてそこに営業をかける。電子書籍はリストを集めるツール、と主張が変わっているのが気になった。
この本は、そもそもリスト(見込み顧客リスト、カモリスト)を入手するのが目的であり、本文中に何度も@LINEに誘導しようとする文章が目立ち、不愉快である(笑)
この本自体が、電子書籍の表紙デザインを請け負うための導線でしかない。(この本の著者は、電子書籍の表紙デザインを引き受ける会社を運営)。
「電子書籍は競争が少ないからそこに参入したら稼げる」という煽りを本の最初に入れたのは、電子書籍を出版しようとしてくれないと著者が困るからこのように書いたという意図がミエミエである。
短期間で20-30人くらいの人に購入してもらうと、Amazonでランキング上位になり目立つようになる(私のように購入する人が現れる)、というメソッドはたしかに、と納得する部分もあった。
Amazonの電子書籍出版は儲かるのか?
下記サイトによると、分野別1位、総合ランキングでもトップ10で、たったの1,200部。(しかもこれは4ヶ月累計)。月、300部・・・。
結論は、儲からない。ただし、この人はブログを書いているので、ブログのアクセス数アップ等の副次効果は大きいと思われる。
電子書籍が儲からないとなると、吉成天平氏も困るだろう。
まとめ
- Kindle本は胡散臭いものがある。
- 短期間で20-30人くらいの人が購入するとランキング上位にのるため、胡散臭い本を購入する可能性がある。
- Amazonの電子書籍は儲からない。