貧乏リーマン、ケチる

可処分所得が低いなら支出を減らせばいいじゃない、という趣旨で日々の雑記を綴ります

43インチ4Kテレビが今や6万円で買える時代

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40型以上の大きさの4Kテレビは、家電量販店に行くと今でも10万円以上するのが当たり前であるが、LGという韓国のメーカーでかつ型落ちのモデル(43UH6500)であれば今や6万円で買えてしまう。あまりに安かったため、この43UH6500という型番のLGのテレビを思わず買ってしまった。

安いだけではなくスペック的に充分

安いのに関わらず、43UH6500は下記の通り、必要充分なスペックを備えている。

  • 43インチの大画面
  • 4K対応
  • 倍速再生
  • LEDバックライトは直下型
  • HDR対応
  • ARC対応
  • ダブルチューナー
  • VOBサービス対応
  • コンポーネント入力対応

これら全てを兼ね揃えていて6万円は国内メーカーのテレビでは存在しないだろう。人によっては、「LG?韓国?クソじゃない?」と思うかもしれないが、液晶テレビでも有機ELテレビでも、LGはトップクラスのメーカーであり、個人的にはおすすめである。

4Kについては、「対応コンテンツが少ない」、「4K放送が始まっていない」といったことから4Kはまだ不要、という主張をする人も多いのではないだろうか?しかしながら、4Kにアップコンバートして再生するため、4Kの機能は無駄にはならない。また、4K対応と非対応であれば、対応の方が良いことは間違いない。もちろん20万円も出してまで4K対応のテレビを買おうという気は全くないが、本テレビは4K対応であるにも関わらず6万円のため、この価格であれば4K対応で買おうという気になった。

TruMotion 120という倍速再生にも対応。現代人は時間に追われていると思うが、録画した映像をサササっとみるには倍速対応が望ましいだろう。

LEDバックライトは、コストの高い直下型と、コストの低いエッジライト型がある。本製品はこの低価格なのに直下型というのも素晴らしい。直下型は、液晶の真後ろに多数のLEDバックライトを並べる方式で、高画質なテレビに採用されている。

HDRは、「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略で、「高画質化のインパクトは4K以上」といわれる技術である。どう異なるかは、下記のSDR(非HDR)とHDRの画像をご覧になっていただきたい。光の見え方が全く違うことがわかる。

SDRHDR

ARCとは、「Audio Return Channel」の略で、HDMIケーブルと光デジタルケーブルの2つを利用している接続状況で、光デジタルケーブルの役割もHDMIケーブルが行うことができるため、光デジタルケーブルが不要になる技術である。

ダブルチューナーは、録画しながら裏番組がみれるため便利。シングルチューナーのテレビは録画中に裏番組が見れないため、ダブルチューナーはほぼ必須といえるだろう。テレビを見ることがほとんどない等であれば不要かもしれないが、それでもあるに越したことはない。

VODサービスは、NetflixやHulu(happyon)、Amazonビデオがテレビで見ることができるサービスだ(もちろんネットにつながっている必要がある)。別途他にハードウェア機器を繋がずに簡単にみることができるため非常に便利である。

「コンポーネント入力」は他のテレビで対応していない事が多い。もちろん、この入力端子は、ほとんどの人にとっては不要のものである。しかし、WiiやPS2といった古いゲーム機を使いたい人にとってはこの入力端子が必要。このようなニッチな端子があるので、これも人によっては(私にとっては)地味に嬉しい点である。

以上、機能的に充分なテレビであり、購入して満足している。

また、機能ではないが、スピーカーの音が思ったより良かったため、嬉しい誤算であった。

デメリットは?

なんちゃって4K、である点。

これはどういうことかというと、他の20万円クラスの4Kテレビは、RGBの3色のパネルを使っているが、本テレビはRGBにW(白)を加えたRGBWの4色のパネルを使っているため、スペック的には4Kなのだが、実質「3K」ということになる。

とはいえ、Full HD(2K)のテレビより実質の画質も良いわけなので、なんちゃって4K(疑似4K)ということを理解したうえで購入するのであれば問題はない。

これが10万円以上のテレビで知らずに擬似4Kであることを後から知ったら落胆するかもしれないが(笑)

まとめ

  • 型落ちのLGテレビなら4Kでも安く購入可能
  • 必要充分な機能は全て搭載されている
  • 4Kだが実質3Kということを理解したうえで購入すれば落胆しない