Jコインという始まる前からオワコンな新仮想通貨が発行されるらしい
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国内の仮想通貨(暗号通貨)は、私はモナーコインくらいしか知らないが、何と「新」仮想通貨でJコインというものが国内のメガバンクと地方銀行が組んで発行するらしい。今だ「検討している」という状況のようで、これだけでニュースになるというのが笑える。
新仮想通貨「Jコイン」検討 国内の銀行連合で(2017/09/17 11:58)
新仮想通貨「Jコイン」の概要
そもそも何が「新」なのかニュースなのは1ミリも理解できなかったが、Jコインは下記のような特徴を持っている。
- 価格が変動しない
- お店で支払いができる
- 個人で代金の受け渡しをすることが可能
以上(笑)
お店での支払いや個人での代金の受け渡しは、現金等でも可能。わざわざ現金をJコインに変換する手間がかかるだけのようにみえる。他の仮想通貨(暗号通貨)のように、送金手数料が格安になるという特徴を持っていないと1ミリも価値がないゴミなので、おそらく送金手数料が格安なのだろう。ただ、そうすると銀行のインカムゲインは減る。
現金を使わない決済データをアップルペイなどの海外勢に握られる懸念が強まるなか、国内の銀行連合による対抗策としてこのJコインが検討されたようだ。ということは、仮想通貨でもないのか?という風に読み取れる。
みずほフィナンシャルグループは今月、ゆうちょ銀行や地方銀行約70行を集め、新たな仮想通貨についての勉強会を開いたようなので、この勉強会の資料を是非見たいなあ。。。
新仮想通貨「Jコイン」に対するツッコミ
このJコイン、質問というかツッコミが多いので羅列してみる。「仮想通貨」という名称を使っておきながら、一切仮想通貨と思えないのが笑える。バカな役員が流行りの言葉を使いたかっただけなのだろう。
- そもそもこのJコインは、仮想通貨(暗号通貨)ではないのでは?
- 銀行が発行主体ってそれ仮想通貨(暗号通貨)じゃないよね?
- 新仮想通貨の「新」は何が新なのか
- 価格が変動しないってそれもう円と変わらんじゃん(笑)
- 電子マネーとどう違うのか
- アップルペイ等に対抗する手段として仮想通貨(暗号通貨)というのはおかしい
- マイニングはどうするの?
- 2020年までの実現というのは、スピードが遅すぎる
- 自社のシステム統合もできないみずほにできるの?
結論
Jコインという名称はWikipedia等に掲載されることなくこの世から消えるだろう。